299の模型factory

299工場長のの模型制作のブログです バイク、車がメインでしたが戦車が始まってます・・・雑多になりそうですね。

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カテゴリ: > Ferrari 512S

レトロというかヴィンテージというか・・・古いプラモデルを作ります。
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はい。これです・・・・。ユニオンモデルのFerrari512S。
ご存知の方も多いでしょうが元々はエレールから発売されたキットです。その後1社挟んでユニオンで発売。以降、最近はフジミ模型にて販売されています。スロットカー以外プラモデルとしてはこの金型のみ流通していて、今のところ他のキットは見たことがありません。
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そしてこの記載・・・。まあ、上級者しか最後まで制作できないでしょう・・・と言う意味と思われます。
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中身を見ていきましょう。ボディはまるで「飛行機かよ」と言うほどのリベット量。磨いてすべて削るか磨かないかの二択です。ハッチ?のラインやゼッケンライン、接着部分のラインなどもついてます。時代を感じる作りですよね・・・すでに50年以上も前?でしょうか・・
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接着部分もそこで割るか?みたいな設計。
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エンジンなど。割と細かいです。
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エンジンフレームやホイールなど。このキットの最難関でもあるのですがエンジンが細いフレーム8本ほどで宙吊りになっています。シャシーに対して並行かつ正しい位置に接着するのが難易度を上げているようです。
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クリアーパーツ。とにかく分厚い・・・
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デカールは思ったより黄ばんでいません。時代を考えればこんなものでしょう。
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スプリングも付属。サスペンションに使います。案外細かいです。
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タイヤ。もうどうしようか悩ましいディテールです。P7020019
説明書。デカールの位置はモノクロの写真で勝手に貼ってね・・・です。わからん・・・
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足立区にあったんですね・・・現在はスタジオミドになっていて、相変わらずゴム飛行機など販売してます。
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シャシーにエレールのロゴが残ってました。

基本、説明書に準じて制作していく予定です。形にしていく事と完成後の「丈夫さ」を目指します。

さて、実車ですが・・・・

1970年からの国際メイクス選手権に参戦するために開発されたスポーツカー・・Wikiより。などと蘊蓄は置いておいて私個人は「栄光のル・マン」の方が印象深いです。敵役である512Sですがフェラーリに協力が得られず個人所有のマシンが使用されたのは有名な話。その後2016年には栄光のルマン制作にかけるマックイーンを題材にした映画「スティーブ・マックイーン その男とル・マン」が上映されました。

小さい頃、映画館で見た「栄光のル・マン」は現在の模型好きの原点の一部であります。その足でポルシェ917を買いに行っちゃいましたよ・・・。なんだかんだル・マン出場車は買っていましたから。

完成できるといいです。できあがったら917と飾りたい・・・・


古いキットなのでなかなか悩ましい部分も多いわけですが、そこはキットなりに制作(楽しんで)していきたいです。
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ざっくりな仮組。
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シャシーは先端部分を切断。先端はボディ側に接着して仕上げします。下は見えないので(見ないことにしてます)良しとします。
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ボディ側につけた部分。中央のフォグライト?部分が金型の関係で六角形みたいになっているので修正。
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リアボンネットも上下になっているので接着して・・・とんでもなく段差ができるのでパテで。
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よく見ると中央がやや凹んで歪んでいます。
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それが理由か・・ボンネット右側に隙間。ドライヤーで少々温めて歪みを治します。
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ボディのドア部。浮いてます。無理やり接着しても良いのですが・・・
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プラ板で元のダボ(リブ?)に合わせてハメ合いをつくります。
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押さえなくてもしっかりハマります。ドアの後方もヒケがすごいのでパテ。

もちろんフェラーリなので赤で塗装予定。なので・・・
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サフは赤を使用。写真は二度ほど磨いたものです。
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ウイングなど接着。接着箇所を仕上げていきます。これが合わない・・・・。隙間を埋めたりです。

リベットは山ほどボディについているので、そのまま残そうと思います。なので大きな面積だけしか磨けないので・・・綺麗にいくといいのですが。
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赤はガイアカラー「跳ね馬スペシャルセット」の60年代ロードカーを使用します。ソリッドな赤でやや明るめで隠蔽力が高い感じです。

しばらくボディの磨きが続きそうです。

ボディを塗りました
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前回に書いた通りガイアの「60年代赤」です。薄めに溶いた物を4回ほど塗り重ね乾燥中です。
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デカールは黄ばんではいないものの、古いモデルなので一応コーティングしておきます。写真にあるLiquid Decare Filmを使いました。今の所これが一番問題なく使えています。

表題のタイヤです。
自作することにしました。ホイールはともかくゴムタイヤは使え無さそうで諦めました。そうなると・・・ホイールもセットで作り直した方が良さそうです
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できあがり。タイヤは当時のパターンがわからずスリックで。タイヤマークはデカールにします。
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やや暗めの赤系の金色を使用。センターボルトは別パーツです。
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センターです。
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センターはこれで塗装。
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まぁ、普通にタミヤのラッカーでもわかりませんね・・・
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なかなかシャープな感じで嬉しいです。P7180004
デカールは自作。せっかくなのでいろんなサイズで出力していただきました(データは自分で作りましたが・・・)。ドライデカールなので仕上がりが美しいのです。
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縁に余計なフィルムがありませんし、薄いのに隠蔽力が抜群に良い。しかも細い線にも対応できます。0.1mmは最低欲しいそうです・・・0.1nnなら十分ですよね・・・。まるでタンポ印刷のようでとても気に入っています。

エイドクラフト様

ご興味のある方はどうぞ。見積もりにも対応してくれるので安心です。

次回は内装とかフロントとか・・の予定です。

デカールです。
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リキッドデカールフィルムでコーティングしてから貼ってます。このコーティングにはもう一つ利点があってクリアを吹く時、砂吹きがいりません。薄く塗ったところはやばい時があったのでしっかりコーティングしてあれば大丈夫です・・・たぶん。
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軟化剤も効きます。STPマーク部分はリベットの上に貼ったのですがご覧の通りしっかり追従しています。軟化剤はタミヤのハードを使用しています。少々時間はかかりますが軟化してくれます。

クリアーを吹いて・・・今回は可能な場所はコンパウンドをかけて細かい場所は吹きっぱなしになる予定です。

乾燥後、コクピットなど進めます。
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シャシー内側の塗り分けはよくわからなかったので実車写真や出来上がりのミニカーなど参考にしました・・・まぁ、よくわかりませんでしたが・・。仕方ないので説明書をメインに・・・
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フォグランプは取り付け部分がボディに接着されていたので先に取り付け。透明パーツがあまりに分厚いので端面をブラックに塗って誤魔化しました。あまり効果を発揮していませんね・・・
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フロントロアアームなど。完全固定しました。ゆるゆるで接着面なども怪しい感じだったので左右の向き、高さなど固定してから接着剤で固めました。タイヤの軸は緩めに作っているので後輪と一緒に調整しながら固める予定です。4輪がしっかり設置してタイヤハウスの良い位置に固定すって案外大変だったりします。タミヤのキットばかり作っていると「当たり前」なのですが・・・
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メーターパネル。なんとなくです。ハンドル中央にフェラーリマーク。キット外品から持ってきました。
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エンジンルームとの隔壁とラジエター・・・なんかもうどうしようか?って感じですがわからないので手の出し用もないです。

いよいよ次回はエンジン制作に入ります。問題はマフラー。かなり難易度が高いようで、いろんな方の制作ブログで見ましたが・・・「どうしようか?」レベルです。さて、どうなるでしょうか・・・

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