299の模型factory

299工場長のの模型制作のブログです バイク、車がメインでしたが戦車が始まってます・・・雑多になりそうですね。

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カテゴリ: > トヨタ セリカ1600GT Rece Configuration

普段はあまり国産車は制作しないのですが、ちょっと懐かしく思い制作することにしました。かなり若い頃中古で購入し、いじり倒して廃車にした覚えがあった・・・ような無いような・・・
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ダルマセリカです。ハセガワからは数十種類のセリカが発売されていて目移りします。ノーマルタイプからチューニング、レース仕様(このキット)、実際のレースで活躍した車にマンガの登場車など・・・。チョイスしたのはレース仕様のキットです。たまたま見かけたのもあるのですがタイヤ交換ができるといいなぁと。過去、自分で購入したことのあるホイールを履かせたいとか思っています。
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ボディです。
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おもったよりパーティングラインがすごいですね・・・・
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好き嫌いはあるんでしょうがフロント下が太っているとかリアトランクのラインが低いとか、いろいろ思う方もいるようです。さっくりそのまま作る予定です。
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シャシーなどは良いディテールです。しかし、日本のメーカーはディテールに人方ならぬこだわりがありそうですね。
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室内ランナーです。内装はバスタブです。
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シートは2種類はいってます。市販とレースというちがいでしょうか・・使いませんがダッシュボードも2つ。
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これもレース仕様ランナーのようです。
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そしてノーマル仕様ランナー。
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メッキパーツです。気のせいかあまり綺麗なメッキではないように見えます。
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フェンダー類ですね。
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クリアパーツ。
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タイヤなど。
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デカール。個人的な感想なのですがハセガワのデカールって軟弱すぎませんか?。過去、いろいろハセガワキットを作ってきましたが往々にして「ヤワ」でした。クリアにも弱いし、貼っている時も破けるし、軟化剤だと思いっきり溶け切るし・・・

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説明書です。

若かりし頃のセリカを作ってみようかな企画として制作してみます。ボディカラーも当時、塗ったイエローにしよう・・・とか思っています。黄色い車に乗って家に帰ったら祖母に泣かれました・・・「みっともない」って。当時イエローなんてブルーバードSSSだけだったかな・・・。


まぁ、適当に作りましょう

今日の下拵えはボディの表面処理「下磨き」です。P5140034
まず窓枠のディテールをはっきりさせるため0,2mmのタガネで掘ります。イエローで塗装予定なので塗膜が思ったより乗るだろうと0.2にしました。0.1と0.3とか場所によって変える方がリアルな場合もありますが明るい色は塗膜が厚くなりやすいため、全体を0.2で掘ってます。
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フロントウインドウのすぐ前にある・・・ルーバーは貫通させたいのと細くしたいため開口します。
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綺麗に開きました。
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今回は先にサフを拭きます。全体に一皮向くように磨く予定です。
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磨きました。思ったより微妙なヒケが多いです。
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ボディの側面、前方ですが・・小さい円形のヒケ。
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裏のピン跡が原因です。
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天面にも軽いヒケが出てます。
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押しピン跡とミラーのダボが原因です。プラスチックの整形品は「厚みの変わる場所」や「パーティングライン周辺」「壁立ち上がりの角」で変形やヒケが必ずおきます。どこまで気にするか・・といった所ですが・・
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2回ほど磨いてオーバーフェンダーをつけます。
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元のフェンダーが見えないように裏を削ってあります。
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あと、思ったより厚みがあったのでオーバーフェンダー自体も縁を薄々してます。
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磨き残しの傷など埋めながら・・・・
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仕上げサフです。カッコいいじゃないですか。
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当時はこんなデカいフェンダーはつけませんでした。240Zなんかについてた上部だけくらいの「小さいやつ」でしたねぇ。

仲間内ではセリカ、Z・・・そしてサバンナ(RX3)が人気でしたね。スカイラインは高額で手が出ませんでした。購入する時もLBより2ドアを探していましたね。LBのほうが人気があったようで使い勝手はあきらかに良さそうでした・・・でも、なんだか負けた気がするので「絶対2ドア」とか思ってました。何に負けるのか知りませんが・・・・・

次回のセリカは室内とかホイールとかの予定です。コンプレッサーが治るといいのですが・・・

やっとボディの塗装にいきます。
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こんな感じ。フィニッシャーズのピュアイエローに少しだけレッドを。P5180023
すごくソリッドな「黄色」を目指します。P5180024
ちょっと、仮組。なんだか昭和な感じです。この車高の高さといい・・・・

で、ホイールなんですが初めはこのまま作ろうかと思っていたのです。雰囲気は似ていた(作りたいホイールです)ので・・・みていると、こう何と言うか「なんか違ってないか?」と・・
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これが作ったやつ。実際のホイールを採寸し制作。そこからセリカのキットに合わせて微調整。ボルトもロングボルトにしたり、ネジを別パーツにしたりと頑張ってみました。
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実際に出力したボルト。シルバーに塗装済み。
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中央部分。上はボルトを嵌めてます。
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ホイール外側。極小のボルトを埋めてます。一個で24箇所・・・・P5190030
なかなかの出来栄え。

塗り分けのあるホイールは別パーツがいいですね・・・面倒ですけど。このサイズのボルトなどは塗り分けできませんので一つの選択肢としては「別パーツ化」はありかと思います。もちろん3Dプリンターありきではありますが。

次回はフェンダーのマスキングなどと室内・・・かなぁ

ボディの塗装のつづきです。フェンダーとボンネットは定番の「黒」で
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セミグロスにしました。昭和っぽいでしょ?
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ありましたよね・・こういう車。
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ちょっと仮組・・ちょっといい感じです。
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タイヤが作りたいために作った模型ですが・・・思ったよりお気に入り度が増します・・
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バンパーはメッキ部品でしたが、さっさと剥がして磨きます。メッキ塗装をする場合1000番のヤスリぐらいは綺麗に磨きます。
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サフの後、グロスブラック。さらに薄くですがクリアを拭いておきます。
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メッキ塗装。ちょっと暗い?かな・・・もう少し吹きます。
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メッキ塗装後。このくらいは映り込みます。
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実際のメッキ部品と塗装の比較。今回はボーンペイントさんの塗料ですが比べるとややブラックよりのメッキです。ほんの少しですが比べないとわかりませんが・・・P6040056
窓枠はシルバーなのでハセガワのフィニッシュシートを細切りにして貼ります。
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塗装でも良いかもしれません。メッキ調塗料も使いやすくなったので・・・とくに今回のボーンペイントの物はクリアを吹くことを可能にしてます。今までの塗料ではくすんだりミラーな効果がなくなったり・・・でした。

内装も少し手をつけます、
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バスタブ型でしかもほとんど見えません。ざっくりつくります。
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シートだけは座面などのリベットはエッチングパーツを貼ってます。これだけですが窓越しでも見える所なので・・・・
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あとは指定色で塗り分けました。
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過去、自分の乗っていたセリカはレース用のシートではなくノーマルでした。高くてかえませんでしたが・・・内装は軽量化と言ってほとんど剥がして助手席以外は内張も吸音材まで剥がしました。めっちゃエンジン音が爆音になり話し声も聞こえません(笑)。しかも寒いし暑いし・・・エアコンもなかったですね・・・今じゃ考えられません。

次回は完成までいけるといいですね。

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