299の模型factory

299工場長のの模型制作のブログです バイク、車がメインでしたが戦車が始まってます・・・雑多になりそうですね。

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カテゴリ:バイク > REPSOL Honda RC213V '14

今回のお題はこれ
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キットしては・・・ずいぶん前に発売されたものです。発売当時は大人気でキットを店頭で見ることもできない過熱ぶりでした。ブログでの制作記事も結構な数が出回り・・・お腹いっぱいな感じで、ず〜っと手をつけずにいました。

前回のバイクキットカワサキを作った時に「クリア層を薄く」してみて案外うまくいった事に気をよくして制作してみようかと思い立ちます。ざっと見た感じと他の方の制作記を見る限り「今回はキットのまま」制作してみます。もっとも最低限はディテールアップはしますが・・・


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フロントカウル。先端の四角い中途半端に飛び出している・・・カウルを止めているネジ?。邪魔ですね・・箱絵を見ると小さいネジが3個ついているようです。
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Aランナー。この頃のキットからでしょうか。いかにもCADで設計しましたみたいになったのは。キツキツで塗装したら組み立てできませんみたいな・・・
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Bランナー。
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よくできてますよね・・・一昔前は別パーツにしてました。P5280007
こういった簡単な部分でスライド型を使ってきます。一時期はスライドをどうやって使わないか考えていたように思います。
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Cランナー。
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Dランナー。フロントフォークはタミヤ純正ディテールアップパーツを使う予定です。いっそ全部これでいいじゃないかと思いますが・・・
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クリアーランナー。恐ろしくクリアーです・・・
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ネジやタイヤ。
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デカール。3種類入ってます。
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相変わらず細かい・・
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マスキングシート。
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蛍光オレンジ用と蛍光レッド用に別れてます。
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説明書。
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カラー指定。

あまりデカール関係でトラブった話題はありませんでした。ただフロントカウルの「93」マークはレッドの染み出しで困ったというのをお聞きしたくらい・・・・致命傷でしょ?・・それ。
その辺の対策を検討しながら制作開始です。2014のRC213Vはレプソルブルーは使用されてなかったんですね。知らなかった・・・

今回のカウル塗装はラッカーだけで行こうと思います。乾燥時間がかかるので先に進まめす
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蛍光レッドと蛍光オレンジ、ホワイトの塗装は上のパーツ。アンダーカウルが映ってませんね・・・・
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接着面の仕上げはタミヤのラッカーパテ。
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フロントカウル。仕上げの都合で先端の四角い飛び出しは掘り込んでおきます。P5310025
一回目のステサフ。
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シートカウル。両サイドの穴?エアベントでしょうか・・・ここの仕上げが大変です。
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ここ。盛っては磨くの繰り返し。スポンジヤスリを小さく切ってピンセットでつまんで磨いています。
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タンクは電装ボックスが一体化されていて仕上げがうまくいきませんでした・・・プラ板でそれらしく作ってみました。ただ、これって制作後はみえないんですよね・・・たぶん。
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タンクだけセミグロスブラックとシルバーの塗り分けがあるので先に済ませましょう。セミグロスブラックの塗装したところですが・・・蛍光オレンジの部分が塗料が乗りすぎないようにマスキングしています。
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セミグロスブラック部分をマスキング。その後シルバーです。

カウルパーツは一回、全体をホワイトで塗装します。蛍光オレンジと蛍光レッドはみごとに隠蔽力がないのでホワイトから塗らないといけないのですが・・・・
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今回の調色。
蛍光レッドはタミヤの指定色(缶スプレー色)を見本にしてバルケッタのフォーミュラー蛍光レッドをメインにしました。デカールへの染み出しがしにくいように作られた塗料だそうで・・・。そこにピュアオレンジとピュアレッドを足して多少でも色ムラが出にくいようにします。塗膜を薄くできるようになるといいのですが・・
蛍光オレンジはホイール用と2色用意しました。どうみてもホイールの方が色が濃い気がします。タミヤの蛍光オレンジにピュアオレンジとレッドを少々。

塗膜を薄くするために一回の塗装で「塗料ついたの?」くらいで終わらせ、回数をものすごく増やします。塗装面が多少荒れますが仕上げに5倍くらいに薄めたクリアーを吹く予定です。

うまくいけばいいのですが・・・

カウルはタミヤのサフのあと白で塗装しました。下地がグレーですので「完全な白」ではなく「やや濁った白」、いわゆるグランプリホワイトみたいな色を目指しています。
その後、オレンジを塗っていきますが・・
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まずはホール。これも白を塗ってからの塗装です。今回のオレンジや赤は隠蔽力が弱いので白から立ち上げてます。
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他のパーツは白→クリアー→マスキングと進めています。カットラインの印刷されたマスキングシートがとても役にたっています。実際、色の境目になるラインと小さい三角のついた位置決め箇所いがいは大きめに切り出して使っています。その方が綺麗にいきますね。
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マスキングを剥がした後。クリアーで保護したあとマスキングに行きます。
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マスキング時に裏には塗料が行かないようにしています。少しでも塗膜厚を抑えるためです。
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さすがに三回塗りでは綺麗に色が出ませんでした。五回ほどかかりました。P6070105
デカール前に仕上げとクリアー塗装です。「仕上げ」はマスキングをした境目を4000番くらいのヤスリを当てたりはみ出しの修正など。クリアーは保護とデカールの下地用。

デカール貼りまでしっかり乾燥させます。

マスキングを剥がした後、境目の手直しをしながら保護用にクリアーを吹きます。
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あまり厚塗りにならないように薄っすら吹きました。乾燥後境、目が目立たないように2000番でほんの軽く磨いて、もう一度クリアー。クリアーも5倍ほどに薄めたものです。
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デカール貼り開始です。
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やはりレッドの上の白は透けますね・・・
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レプソルのPの字・・・引っ掛けて失敗しました。乾燥してからリカバリーです。
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こっちは綺麗にできました・・・

あとは乾燥待ちです。
説明書の順で製作していきます。今回、資料が揃わなかったのでタミヤの指定色で制作しましょう。P6130010
エンジンから組み立てです。軽く墨入れをしています。P6130011
ストレート組とはいえボルトくらいは追加しましょう。
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矢印などのカマボコになっている所は置き換えました。

見栄えの問題ですがクラッチは、さすがに可哀想な感じなので作り直します
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3Dプリンターで制作。
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組んだ感じ。側面のギザギザ?は実写より少なく大きくなってます(実車の写真から見える範囲で想定した数ですが・・・)。プリンターの限界です・・・
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塗装後。墨入れしてます。これならカウルからのチラ見でも精密感が出ます。
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接着。エンジンは終了です。

この車種・・・資料が本当に少ないです。カウルの中身・・フルヌードの写真は全く見つけられませんでした。ディテールアップを断念したのもそのせいなのですが・・・良い資料が見つかったら気合いいれてもう一回作りましょうかね・・・

次回はフレームからリアまで行けたらいいです・・・

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