299の模型factory

299工場長のの模型制作のブログです バイク、車がメインでしたが戦車が始まってます・・・雑多になりそうですね。

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カテゴリ: > ランチア デルタHFインテグレータ16V

完全新作の大型モデル・・・なんとデルタです。
F1でもなくロードレースではなく、なんとラリー車。しかもマルチマテリアルの超高額キットしかない車種です。なかなか嬉しいチョイスですよね。

まぁいろいろはありますが値段を考えても内容は十分なキットです
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箱です。当然でかいです。54cm×33cmというビックサイズ。タミヤのポルシェよりは小さいのですが厚みが2cmほど厚いです。
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中身もぎっしりです。
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シャシーとドアの内側など。
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モールドは・・ちょっと浅めですかね・・
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ロールバーなどなど。
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シートとホイールとか。このランナーは2枚入り。
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メッキパーツ。
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クリアパーツ。意外に薄い
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ドアなどなど。
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裏面もほどほどのディテール。
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黒色パーツ。
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ハンドル。きちんとナットも再現されてます。
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ボディ。でかいですね。
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エンジンっぽいものがあるランナー。
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タイヤ。
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スリックタイヤなんですよね・・・ラリー車なのでオフロードタイヤがいいですよね。
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エッチングパーツ。
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ネット。
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その他、マルチマテリアルパーツ。
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リボンにチューブ、スプリングも。
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デカールもでかいです。マルティーニラインも赤部分は塗装で再現するようになってます。
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デカール2枚目。シート裏面のカーボン柄ですね。
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説明書カラー。箱もそうですがライトが光っていますが、もちろん光るようにはなっていません。
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色デカール指定。
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マスキング用に型紙がついてます。
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組立説明書。
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たっぷりなページ数。
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63工程もあります。
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出来上がり写真。
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できれば実車写真の方が・・・・

別で購入したのがこれ。
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オプションデカール。
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キットでたりないデカールとマルティニマーク(縁が黄色ではなく金色)なんかも入ってます。
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シュンコーデカール。
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指示書。ゼッケン4番も作れます。キットは1と7です。

1990年シーズンに登場しました。モンテカルロでマニファクチャラーズ・タイトルを獲得したのも記憶に残っています。市販車ではこのV16になってから200psになり短いホイールベースのためコーナリング性能も・・・。ランチアは87から92年までの6年間ラリー界で敵無しでした(トヨタに席巻されてはいましたが・・)。ストラトスの栄光からおおよそ10年後、デルタもひとつの伝説を作ったといえます。個人的には後継のエボのほうが記憶に残っていたんですがね・・・・あらためて90年はV16だったんですね・・。

発売がリリースされ久しぶりの大型キットに皆が歓喜しました(たぶん、みんな・・・)。私も予約しちゃいました。値段も高額ですし輸入キットでよくある「品薄」も後押しして、なかなか定価でも購入しにくかったようです。(それでもイタレリは再販が多い方なので気長に待てば定価で買えます。)ぶっちゃけエボはだしませんかね?レプソルバージョンも欲しいですよね。

早速、ホビージャパンでも作例がのってました。見た感じ、ストレート組みでも十分楽しめる内容にも見えました。しかし、そこは大きなキットならでは精密さを狙って組み立てられると楽しいですよね(組み上がるか分かりませんが・・)。いろいろ未完成ではありますが・・・新しいキットがでると先に手を出したくなるのも仕方ありません。暇を見て作ろうか思います。

説明書順にとりあえずやっていきます。大きなモデルはパーツも多いし・・・しかたありません

1で使う大きなもの・・・シャシー関連です。
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色指定はフラットアルミ。ちょっと大味?なってしまうので多少フィルタリングなどする予定。
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なんとなく見えそうなところの押しピン後はパテ埋めします。しかし、相変わらずイタレリ(海外メーカーは特にですが・・)は押しピンが大きい。
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裏からも・・・
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ここでエッチングパーツでフロアマットを使用するのですが・・・歪みにあわせてエッチングを押し当ててって無理でしょ?。エポキシパテを伸ばしてフロアマットを型にして切り出して作り直しです。押し当てて乾かします。
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セクション3で使用するパーツも同色なので接着してしまいます。室内にもセクション2で使用する3A(T字型のコンソールになる部品)も接着しておきます。
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でかいので缶で塗ります。水性のブラックサフ。
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その後、フラットアルミ→ダークブラウンとブラックでフィルタリング→タミヤのウェザリングマスターでメタリック系を何色かスリスリ→軽くドライブラシ(シルバーとメリックグレイとチタン)→最後に保護を兼ねてフラットアルミ+フラットクリアー+シンナー多めで軽く吹きます。
でかいと結構大変ですね・・・・
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セクション61で使うアンダーカバー。
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ネオジムで脱着式にしてます。この作業のため先に作りました。これで下からみてもエンジンなど見えます。

フロアマットや消化器などの製作(セクション1につかう)とパイピングも少しあります。次回はその辺を作業しましょう

説明書1の続きです。
まずはシャシーに乗っける消化器です
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これがキットのもの。まぁなんとなく消化器?ってわかればいいよね?みないな作りです。作り直します。
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足元用。普通の消化器のように使います。一応、レース用のものを見ながら作りました。ちゃんと固定用のステーも用意。
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こちらは自動消化用のボンベ。内圧メーターや消化ホースの接続部もそれなりに作りました。
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塗装して固定バンドをつければ・・・消化器です。
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なんかあとで実車の写真をみたら赤じゃなくてシルバーのものが多かったんですよね・・バルブの向きも逆でした。まぁ、このまま行きます。
固定バンドは粘着シート付きアルミ箔を細く切って使ってます。このあとデカールを貼って完成です

フロアマット
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乾いたのでピン用の穴をあけて縁を整えます。
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マット用ではなく予備のデカールを切り出して貼ってます。写真の上中央は消化器の横につく何かの箱。実車をみるとカーボンでつくった何か?で割とラフな箱です・・・何につかうんでしょう・・
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はい、section1の完成です。
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フロアマットにあるピンは虫ピン00番です。100本くらいはいっていてお得ですよね・・・
マットはフラットクリアーを吹いて艶消し方向へ振ってあります。
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リア部分。自動消化ボンベと箱。あとで消化ホースをつけます。

本当はあまり手を入れなくてもカッコいいんじゃね?とか思っていましたが、こういった小物ってきちんと作りたくなるんですよね・・・3Dプリンターバンザイ!ですね。

説明書の2へ行きます
ここではリアトランクスペースにあるフィエールタンクとペダルをつけるだけです・・・・が
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これが乗るだけです。いや、一応ハッチオープンですし1/12スケールで・・・これは・・・
さっそく3Dプリンターで作ります。データを作る時間のほうが長いんですよね・・・実際は。
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はい、こんな感じでできました。良い資料がなくて・・・このレイアウトってエボなのかもしれません。それでも京商のミニカーではv16もこんな感じだったので良しとしました。
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左のタンクは下にステンレス?のトレーがついてカーボンっぽかったです。あと内容量を見る透明管が手前についていたのでその金具を上下に。あとで透明ランナーでものばして管をつくりましょう。
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右側のキットパーツを置き換えるパーツはフィエールタンク。下にカーボン製のトレー。そこにタンク本体(黒い部分)が乗ってます。どちらもベルト固定です。左はトレーに、右はシャシーにベルト止めはつきます。ベルトの素材に悩み中です。

写真で見える範囲で製作しましたが乏しいネット写真では限界がありますよね。資料がほしいです

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ささやかな資料を見ながらパイピングします。デカールはシュンコーのオプションに入ってました。
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ベルトを止めてパイピングの追加。さてベルトですが・・・
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100均で買ってきたのがこれ。ゼッケンシールです。
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細切りにして色をぬれば・・ベルトっぽくなります。黒い四角のマークみたいなのは自作デカールです。これって縫い目?なんでしょうか・・・
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最後にペダル。エッチングにRをつけて完成です。

これでsection2は終わり。
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section3はすでに終わっているので次は4です

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