299の模型factory

299工場長のの模型制作のブログです バイク、車がメインでしたが戦車が始まってます・・・雑多になりそうですね。

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カテゴリ:バイク > TECH21 ヤマハFZR750

85年 鈴鹿8耐・・・といえばこれ! ケニーと平。あと30分のところでのリタイアはいまだに記憶に・・・・・

と言いたいところなんですが、実は全く知りませんでした。まじでごめんなさい・・・・
正直、日本のレースにあまり興味もなかった頃だったきがします

このキットは制作依頼品です。合わせて作りたいものがついてきています。そのれはまた後日で。
今回のミッションは・・・「ブレーキング時のようにフロントを短くしてほしい」と「フルノーマル(ディテールアップはなし)」

では、開封します
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資生堂ですね・・。男性化粧品の先駆けだったような。箱絵はフジミな感じ。チョイスが隙間なかんじでいいですね・・・GSXヨシムラも地味にうれしかった記憶があります。
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ほんとにケニーです。
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カウル。けっこうな歪みやヒケがありますね・・
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カウルなど外装です。
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Cパーツ。
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D部品。パーツじゃなくて部品っていうんですね・・・(フジミ説明書)
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E部品。
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F部品
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G部品。クリアーパーツです。ウインドウが厚い・・・
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H部品。
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ディスクです。ディスク面に溝がついてます。ここだけ細かい・・・
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ブレーキ。なかなか細かなディテールですね
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Iかと思ったらJ部品。
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歪み?ヒケ?
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このエンジンなど、フジミっぽいです。
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やけにあっさりしたモールドです。
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クラッチ・・・モールドが浅い・・
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W部品。プラ部品はここまで。タミヤやハセガワにくらべるとランナー枠が小さいんですよね。型も増えるしショット数は増えるので(相対的にですけど)箱に合わせて大きくするのが多いのですが、ランナー数は増えても一個のサイズが小さいのはモデラーとしてはうれしいです。部品にしちゃえば同じと思う方もいますが、捨てる時や狭い机での作業性は格段にラクです。
あと、カウル以外全てグレー色なんですよね。黒だったりシルバーっぽいのだったりと色分けするんですが、個人的にはグレー一色は評価高いです。どうせ色塗りするので関係ないのですよね。
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プラ以外の部品。タイヤの軸やスイングアーム軸、エンジンのフレーム固定がロッドピンなんですね。ネジが多い中、珍しいです。
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デカール。ネットのレビューでは濃いブルーがデカールでも用意されていますが、この色がフィニッシャーズとピッタリなんだそうです。なかなかいいですよ、フジミさん。
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説明書
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デカール指定。カウル、スクリーン下のFZRの文字が実車と傾きが違うんだそうです(ネット情報)。そんなこと、あるんですねぇ。
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色指定に・・ボディーカラーはフィニッシャーズですよ・・。専用カラーの指定です・・・すごいな、丸投げです。たしかに調色はむずかしいのでしょうねぇ。この色、「エンデュランスライトブルー」がヤマハ正式カラーだそうです(もっとも市販車カラーですが・・)。資生堂で販売してる化粧品なのでDICナンバーとかありそうですけど・・・

キットは・・2011年ころでしょうか?発売されたのは。発売当時「TECH21??今?」みたいなことを思ったことは記憶にあります。制作に当たって色々見たりしていますが「ドラマ」があったんですねぇ。それが10年以上たってキット化されるとはファンには感慨深いものがあったんでしょう。実車のことは他のサイト方が語っていますので興味のある方は「85年」「TECH21」「鈴鹿」などで検索してくださいませ


新しいキットに手を出すのはGSX白バイが終わってからと思っていました。カウルを完成目前で割ってしまったので気分転換と再塗装での時間が空いちゃうので、始めちゃいます。
今回はディテールアップなしなので最低限の補強と仕上げするのに邪魔な部分だけ置き換えようかと思います。ボディカラーもせっかく指定なのでフィニッシャーズでいきましょう。

制作開始です

仮組みします。
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見える範囲の確認もありますが・・・
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なんか、意外にかっこいいです。
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ノーマルです。
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フロントサスを短く・・ブレーキで沈んでいるように・・・です。3mmカットした状態ですね。実車換算で34mm。レースマシンですから市販車より簡単には沈まないでしょうから・・。クリアランスも十分です。

定番の一番初めにカットしておくクリアパーツです
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スクリーンとライトカバー。ちょっと厚めです。



そして、もう一つのご依頼品です。
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はい、キングケニーのオンバイクフィギュアです。こんなキットあったんですねぇ。
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ケニーのご尊顔です。耳はヘルメットにはいるのでありません・・・シュールな感じ・・

マジックリンにつけておいてクレンザーで洗います。
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バイクに乗せるのに軽量化をしておきます。無垢よりかなり軽量化できるんですが・・削りカスが、大変です。長時間ルーターを回すため工業用のものを使っていますが性能が良すぎて削りカスも細かくなります。滅多に切削作業がないため簡易ボックスでやったんですが、後の掃除が死ぬほど大変でした。なにか考えないといけませんね・・

さっさとサフ吹きしてディテールの確認をしましょう。
バイク本体はカウルからいきます。乾燥時間を多めに取りたいので・・・。ステサフと磨きです。

今回はサクッと終わればいいのですが・・

カウルなど外観パーツの下地作りです

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プラの厚みのある部分のヒケがすごい。
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アンダーのエンテークの上にもでかいのがあります。
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フロントのインテークも接着して引けたところにスコードロンのパテをいれます。このパテ・・・なんというかちょうど良い感じなんですよね。タミヤの白パテだと厚く盛れないし瞬間パテとかだと細い隙間とかの仕上げが大変だったりします。適当な粘度、硬度、滑らかさな感じです。
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ざっくり仕上げて・・・
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サフを吹きます。そのあと全体を400か600番→傷やヒケによってですが800番→仕上げサフとこんな感じで行ってみようと思います
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結構、歪んでいます。どうしてもプラの厚みや抜き方向、ゲート位置などで歪むのが普通です。特に縁の方は開く方向に歪みます。鉄ヤスリとかで修正する場合もありです。
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最後、仕上げのパテ埋めはフィニッシャーズのラッカーパテがおすすめです。一瓶あればいつまで使えるのか?ってほどあります。濃くなってもフィニッシャーズシンナーを入れれば元通り。コスパ最高なパテです。フロントカウルのリベットディテールは削りました。仕上げができませんでした・・・。
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ここも接着跡がなかなか消えませんでした。上下の内側のラインは仕上げしにくい箇所筆頭です。
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ホイールもボデイカラーと同じなので仕上げておきます。パーティングラインを消しただけです。
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一皮剥いた状態です。実際はこのあと2〜3回ステ磨きをしています
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最後のサフです。きれいな曲面になりました。ここで手を抜くと最後にバレます・・・・。艶出しすると目立つんです・・・が、ここまでやっても見落としがある時も・・

出来上がってのお楽しみです。

少し、乾燥させます。その間に内部パーツを進めます。

まず、メッキシルバー指定の部品です
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これだけです。
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パーティングラインを消してから黒サフで全体を塗ります。
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その後、グロスブラック→クリアー(缶スプレー)。
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メッキシルバーの代わりにリアルクロームを使います。低圧で軽く吹きます。3回も吹けば「まるで金属!」になります。

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こいつもやっつけます。バイクスタンド。
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いくらなんでもここは埋めます。時間短縮のためプラ板で埋めて隙間は瞬間パテで。
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接着して・・・プラ用でガッチリつけます。時間をおいて接着面を仕上げます。
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サフを吹いてシルバー塗装パーツの仕上がりを待ちます。
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そしてブラックパーツ。ラジエターにエキパイですね。
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ヌキの関係でななめになってしまった段差を直します。
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ここもおかしな肉がのこってます。
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エキパイの接着面を仕上げます。
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スコードロンのパテで埋めます

パーツの仕上げなどなどに進んでいきましょう。次回はカウルの塗装しちゃいましょうか・・・

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