299の模型factory

299工場長のの模型制作のブログです バイク、車がメインでしたが戦車が始まってます・・・雑多になりそうですね。

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2023年08月

カウルの塗装を進めます・・・ちょっと更新が伸びていますが後ほど理由が出てきます・・・

前回、マスキングまでしていたので赤を塗っていきます。
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この頃の説明書の色指定は「赤」とか「黒」です。しかも本来はデカールなので色も、何色かわかりません。調べたら、この白赤はホンダF!の日の丸カラーをイメージしているそうです。で、いわゆる「金赤」に近い色をチョイスしました。フィニッシャーズのブライトレッドがしっかり塗っても明るい赤を綺麗に発色してくれます。色によってはムラが出やすく重ねると暗くなっていくものもあるので気をつけています・・・
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フロントカウルはブラックも塗装。しっかり乾かした後、修正などしています。
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で、できてきたんですが・・・・。いわゆるドライデカールです。P8270014
非常に綺麗に貼れます。しかも段差もほぼなくデカールのようなクリアー層もないので仕上がりも綺麗でいうこと無しですね・・・
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ここでやらかしたのです・・・これ、なんだかわかります?そう、白縁をつけ忘れました・・・・修正のしようがないので急遽、白ふち部分だけ印刷してもらうことにしました・・・。
これが更新の遅れた一番の理由です・・・・なんとも・・・

で、修正したのがこれ
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おおお、美しいです。このようになる予定だったのですが・・・・
この後、ウレタンクリアーです

さて、エンジン
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基本組んで塗っただけです。
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塗り分ければ・・・やはりタミヤのキットですね・・。十分な仕上がりです。
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実車は手組みで組み立てられいたそうです。今のライン生産ではなかったようですね。お値段もたしか250万はしていたように思います。

無事にカウルが進んだので足回りとフレームに進んでいきます。しかし、デカールが使えない旧キットはハードルが高いですね・・・まぁ何も箱絵のように組ままくても良いのですけど・・・

赤いデカールで再現する部分は、自作することにします。自作というのは・・・
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これです。マスキングシートを制作しました。これは途中ですがカッティングマシンで切り出します。
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カウルの方はホワイトを塗装。これからマスキングしていきます。
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まず、デカールと同じ形に切ったシートを貼ります。多少シワがあっても大丈夫。あとで剥がしますので・・・左右対称に良い位置に貼れたら・・・
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デカールの外側のラインを貼って・・中を剥がせばマスキングの完了です。これならバランスを崩さず貼り付けられます。
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サイドカウル。このあとマスキングテープで周りを囲めば塗装です。一回クリアーを吹いておきます。隙間があってもリカバリがしやすくなるので必須の工程ですね・・・

次は・・・
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はい、チェーンです。これもアフターパーツが無いので必須ですね・・
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CADでつくったデータを3Dプリンターで出力します。P8190017
塗装はしていません。しかし8K対応のレジンは綺麗です。伊達に高解像度用と謳ってないですねぇ。一応キットの形に合わせましたが、スプロケットの葉数が足りてないように感じます。
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チェーンカバーも作らなければいけません。3Dプリンターで・・・とも思ったんですが薄い板状のものは苦手なので、型紙を作ってプラ板でつくりましょう・・
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大体に切った0.3mmプラバンと間に2.5mmのプラ材を挟んで接着。あとは型紙に合わせて形を整えるだけ。
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完成。これで綺麗なカバーが完成。

さらにデカールが使えないのでロゴやマークも自作せねばなりません。色数も4色です・・・・そこで以前、いわゆる「ドライデカール」を制作したことを思い出しワンオフで作ってもらうことにしました。
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こんなデータを作りました。さすがに4色なので前回と同じなわけでは無いですが・・・なかなかリーズナブルな値段でいけそうです。

依頼したのでそのうち出来上がってくるでしょう・・・・

今回はこのへんで・・次回はもうちょっと制作していきましょう。資料が今のところ少ないのが難点でしょうか・・・・

まずはメッキパーツです
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バラして・・・・
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漂白剤につけて落とします。最近のタミヤ製はあっというまに落ちますが・・・なかなか落ちませんね。時代で特徴があるのでしょうか・・・

あと、時間のかかりそうなカウルをやり始めましょう
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メインカウルです。下方にウインカーをつける突起。見にくいですが蛍光灯の反射のすぐ上にバックミラーをつける土台みたいな三角形があります。磨きの邪魔なので撮ってしまいます
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接着しました。隙間がすごいですね。ラッカーパテだと埋めた隙間が凹みそうなので瞬間接着剤パテで埋めていきます。
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サイドカウル。後方下に三角で飛び出している所はカット。ファスナーはカットして穴を開けておきます。ディテールかと思うほど盛大なヒケがあります・・・もちろん、埋めます。
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接着です。補強のために、接着部分を裏から薄紙を瞬間接着剤で貼っていきます。重量がかかったりパーツ自体が重い場合は金属網などの方が良いですが、このくらいなら紙でも十分な強度になります。
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接着して瞬接パテで埋めた所。モナカはこの辺りが作業負担が大きいですよね・・・・
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ざっくり400番くらいで磨いて・・ステサフ。
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そのあと600番で磨いてパテ→サフ→磨き。そこまでしてもまだ少し磨きたりません・・・
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メインカウル。だいぶ良くなりましたね・・・ヒケがすごいです。

仕上げサフまであと1、2回磨けばいいでしょう。

次回はデータ作りと・・・がメインになりそうです。古くなったデカールをどうするかとチェーンも新造する予定です。当然、古いキットにはアフターパーツなんてありませんから・・・

懐かしいキットが手に入りました

ちょっと探していると話したら友人が分けてくれました・・・何台持ってるのやら・・・

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これです。そう、もう30数年前のキットです。そしてこのキットは初版もの・・・1982年製・・
古いキット・・・とくにデカールは使用できませんね・・・そのへんが肝になっていきそうです
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1200円・・・しかもバーコードもなし。アイテムNoだって5桁ですよ・・・時代をかんじますね。
開封していきましょう
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タンクもフェンダーもカウルも・・・モナカです。
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右上のパーツは切ってありました・・・ま、頂き物なのでかまいません
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ホイールもなんだかおもしろい割り方してます。P8150063
当時は「すげー精密だぁ」とか思ってました・・
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全体的にパーツ数を抑えて誰でも簡単にそれなりのキットが出来上がるように・・・そんな設計だったようですね。もちろんCADなんか無い時代(模型業界では使用されていませんでした)ですから・・・そうゆう意味では「すごい技術の職人さん」ですよね・・・
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メッキパーツ
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思い切りの良いパーツ・・・メッキは剥がしましょう・・・
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プラパーツ以外。
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なんだか時代を感じます。
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昔はチューブやネジが入っていただけでテンションがあがったもんです・・・
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変形したタイヤ・・・つかえるでしょうか?
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ホイールにはめて矯正できれば良いですが・・・・
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変質はしてないみたいですね。溶けていないしモールドもしっかりしてます。
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クリアパーツ。きれいです
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問題のデカール。思いっきり黄ばんでますね・・・
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劣化もひどいです。使用できそうも無いのでデカールを自作?マスキング・・・?悩みますね。
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同じく黄ばんだ説明書。
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なんだかノスタルジックな絵です。
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色説明もざっくりな感じです。

この古いキットをそれなりにディテールを加えて形にしていきたいと思います。

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